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執筆者の写真祐二 高橋

Excelは20年以上、業務を支え続けた無二の相棒。でも、だからこそ分かる限界がある。


エクセル

1. Excelの存在感は、オフィスの歴史そのもの


「Excelがないオフィスなんて見たことがありますか?」正直なところ、Excelはビジネスの現場において「空気」のような存在。あって当たり前。なければ困る。掃除機は毎日使わなくても、Excelは間違いなく毎日触っている。それくらい、業務に欠かせない存在です。


振り返ってみれば、Excelは20年以上、オフィスの最前線で働き続けてきました。時代の流れが変わっても、ビジネスの現場に真っ先に対応してきた。複雑な表計算も、データ分析も、関数やピボットテーブルを駆使して乗り越えた人は多いはず。


Excelが与えてくれた安心感:


  • 明日の会議用資料、まずはExcelで作ろう。

  • 売上分析、細かい調整も自分の思い通りにできる。

  • 上司が「これを整理してくれ」と言えば、とりあえずExcelを開く。


これほど「頼られてきた」ツールがほかにあるでしょうか?どんな業務も、Excelさえあればなんとかなる。それが20年間築き上げられた信頼感なのです。


2. 「それでもExcelで戦い続ける」のは、ちょっと大変

しかし、Excelは私たちの業務を支えてくれる一方で、「ここが惜しい」と思う瞬間もあるはずです。例えば…

  • 「どれが最新版?」問題


    社内チャットで「最新ファイル送ります」と言われ、メールボックスを探し回ったこと、ありませんか?

  • 関数を覚えなければ進まない属人化


    あなたの職場にも、Excelの達人が1人や2人いるはず。その人がいないと「これ、どうやって直すの?」と全員が止まってしまう。

  • 大きなデータに息切れする

    このケースは会社によって違うかもですが、数万行のデータを扱おうとしたときのあの重さ。もしくは、編集するたびに表示されるエラーの恐怖。自動保存忘れて全滅!!


Excelができることは多い。しかし、その自由度の高さゆえに、いつの間にか「戦うツール」に変わることも少なくありません。


3. Excelの戦友感を、次のステージに引き上げるkintone


ここで考えてほしいのが、Excelの良さを補完し、さらに業務全体をラクにする「kintone」という選択肢です。kintoneは、Excelが苦手としてきた「チーム作業」や「情報の一元管理」を得意としています。

具体例を挙げると:


  • ファイル散乱の解決


    kintoneなら、全データがクラウドでリアルタイムに共有されます。「最新ファイルはどれ?」の混乱がなくなり、チーム全体が同じ情報を見られる安心感。


  • 属人化からの脱却


    難しい関数やマクロを覚える必要はなし!テンプレートを使えば、誰でも簡単にデータベースを管理可能です。


  • スピード感ある業務管理


    進捗管理や承認フローが可視化され、プロジェクトがスムーズに進む。データが重くなって動かないなんてこともありません。


4. Excelを卒業するのではなく、キントーンで補完する


Excelはこれからも使われ続ける素晴らしいツールです。しかし、「Excelだけ」で戦い続けるのはもう限界に近いかもしれません。「次の20年、もっとラクに働くために必要な仕組み」として、kintoneの導入を検討してみませんか?Excelの強みを最大限活かしながら、業務全体をアップグレードする。それが、Excelとkintoneのベストな共存関係です。

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