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  • 執筆者の写真祐二 高橋

google検索の有効性を10倍上げるひと手間とは!

先日、クライアントの経営者に方と共有した話に加筆してお伝えします。


その経営者は、「従業員にいろんな調べ事を頼んでも、中々的を射たピン!とくる情報が集まらない、どうしたらいいか」というものでした。


その時に私がお伝えしたのは「まず、調べたいことの構造化と背景確認をするように本人に伝えるといいですよ」というものでした。


以下はその流れについて書いているものです。


 

■何気なくgoogle検索していませんか。


あなたも1週間に何回かは、googleの検索を利用しているとは思います。中には、調べ物のほとんどは、googleで!という方もいるかも知れません。

普段の仕事の中でも、上司や同僚とつながりで、調査・リサーチをかなりの量しなければいけないことはビジネスマンだあれば、かなりあるかと思います。


こんな時に、「あの人のリサーチの内容はいつも、的を得ていりんだよな〜」という場面に出くわすことはないでしょうか。googleを使って同じ用に検索しているのに、結果として、調べられた中身は雲泥の差がつく。「どうしてなんだ・・・」

これには、ある方法を使うことで、今までとは全く別の検索結果、内容が濃く・幅も広い検索結果にすることが出来ます。

■この一手間で、検索が変わる


その方法とは、【構造化と背景確認】です。


構造化とは、要素の確認です。また、背景確認とは、調べたいことの背景や関連について、まず明らかにする、ことです。


例えば、オフィスに設置する加湿器購入に際して、加湿器について調べる必要が生じたとします。

まず、加湿器の【要素は何があるのか】を考えます。すると、電気消費、対象となる部屋の広さ、加湿の方法、設置場所といった要素が浮かびます。

次に、なぜ加湿器を購入検討に至ったか、その原因・背景を考えます。


以前買ったものがすぐ壊れた。コロナ対策で部屋を十分に加湿し、飛沫飛散リスクを減じる必要が生じた。前に買ったものが扱いが面倒で使わなくなった・・・・などなど

以前買ったものがすぐ壊れた、なら、今回は頑丈なものを選ぶ必要がありますし、飛沫飛散リスクを減じるなら、1台でなく2台、必要かも知れません。




ここまでやると、【頑丈でオフィスフロアに置いても邪魔にならず、それでいて加湿能力が高い加湿器】または、【コンパクトな加湿器を2台設置して、サーキュレーターで風を送る】などの絵が見えて来ます。


ここで初めて、googleの検索に入ります。


この【構造化と背景確認】の一手間をせずに闇雲に検索しても、いわゆる【軸】がないために、収集出来る内容もバラつき、また薄いものになるのはお分かりかと思います。


【構造化と背景確認】は、見えないもの見やすくする


このgoogle検索前の【構造化と背景確認】は、実は、日常の業務改善などでも使えます。

業務改善というと、目につくところに、あまり考えなく、すぐ飛びついてしまうことも少なくありません。ですが、起きてることの【構造化と背景確認】を少し行うだけで、改善効果が見違えることは結構あります。

何が起きているのか、その要素はなにか、必要なことの要素は何か。

なぜ、そうなったのか。どういった原因が考えられるのか。

google検索や、課題への対策に手をつける前にちょっと考える。


そんなちょっとしたことで、情報の質も、解決の質も大きく変わります。

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